畳の部屋を洋室にしたいと思っても、いくらくらいかかるのか、何日で終わるのかが見えにくくて迷いますよね。床だけ替えれば済むのか、押入れや建具も替えたほうが暮らしやすいのか、決めきれない方も多いです。さらに、工事中は家で普段どおり過ごせるのか、家具はどこまで動かすのかも気になるところです。この記事では、和室リフォームで洋室変更をする場合にできること、費用と工期の目安、追加になりやすいポイントを順番に整理します。ご自宅の状況に当てはめながら、無理のない決め方を一緒に考えていきましょう。
和室を洋室へ変更するリフォームでできること
和室から洋室への変更は、見た目を変えるだけでなく、掃除のしやすさや収納の使い勝手まで整えられます。どこまで手を入れるかで費用も工期も変わるので、まずは代表的な変更内容を押さえておくと安心です。ここでは床、収納、建具の三つに分けて、できることを具体的に紹介します。
畳からフローリングへ変える基本パターン
いちばん多いのは、畳を撤去してフローリング仕上げにする形です。畳の下は荒床と呼ばれる板が入っていることが多く、その上に下地を組んでフローリングを張ります。畳の厚み分だけ床が下がるため、廊下や隣室との段差がどうなるかも一緒に確認します。段差をなくしたい場合は床の高さ調整が必要になり、材料や手間が増えることがあります。掃除はしやすくなりますが、冬の冷えが気になる家では断熱材を入れるか、床材の種類を工夫するのが現実的です。
押入れをクローゼットにして収納を使いやすくする
押入れは奥行きが深く、布団の出し入れには便利ですが、洋服収納だと奥が使いにくいと感じやすいです。中段を外してハンガーパイプと枕棚を付けると、日常の収納がぐっと楽になります。扉は襖から折れ戸や引き戸に替えることが多く、部屋の雰囲気も洋室寄りに整います。押入れ内部の壁をベニヤのままにせず、クロス仕上げにしておくと、衣類の繊維が引っかかりにくく掃除もしやすいです。
襖や障子を引き戸やドアに替えて雰囲気を整える
襖や障子は和室らしさが強く出ます。洋室として統一感を出したい場合は、木製の引き戸や開き戸へ交換する方法があります。廊下側の建具だけ替えて、部屋の中は既存を活かす形も可能です。枠ごと交換するか、建具だけ交換できるかで費用が変わるので、現地で納まりを確認するのが大切です。小さなお子さまやペットがいる場合は、傷が付きにくい面材を選ぶなど、暮らし方に合わせた選び方ができます。
リフォーム費用の目安と内訳
和室リフォームで洋室変更をする費用は、工事の範囲と下地の状態で大きく動きます。ここでは相場感をつかみやすいように、床、壁天井、建具収納、電気工事に分けて目安をまとめます。実際の金額は現地の寸法や状態で変わるので、あくまで検討の土台として見てください。
床の変更にかかる費用目安と価格が動く要因
畳からフローリングへの変更は、6畳でおよそ15万円から35万円程度が一つの目安です。費用が動く要因は、床の下地をどこまで直すか、段差調整が必要か、床材のグレードをどうするかです。床の沈みやきしみがある場合は、根太や下地の補強が入り追加になりやすいです。マンションでは遮音等級の条件があることがあり、対応床材を選ぶと材料費が上がるケースがあります。
壁と天井の仕上げ変更にかかる費用目安
壁が聚楽や砂壁の場合、そのままクロスを貼れないことが多く、下地処理が必要です。6畳で壁天井をクロス仕上げにする目安は、15万円から30万円程度です。下地の傷みが少なければ抑えやすく、ひび割れや剥がれが多いと下地補修が増えます。塗り壁風の質感を残したい場合は、左官仕上げや塗装も選べますが、材料と手間が増える傾向があります。
建具や収納の変更にかかる費用目安
押入れをクローゼット化する工事は、20万円から45万円程度が目安です。内部を作り替える範囲、扉の種類、枠ごと交換するかで差が出ます。襖を洋風建具に替えるだけなら、1枚あたり数万円からのこともありますが、枠の調整が必要だと工事費が上がります。収納は見た目よりも使い勝手が暮らしに直結するので、奥行き、パイプ位置、棚の高さを具体的に決めるのが後悔を減らすコツです。
電気工事や照明変更が必要になるケース
和室の照明は引掛けシーリングでも、位置が部屋の中心からずれていたり、スイッチが使いにくい場所にあったりします。ダウンライトにしたい、コンセントを増やしたい、テレビ用の配線を整えたい場合は電気工事が発生します。目安としては、軽微な追加で1万円から、配線延長や器具交換を伴うと数万円から10万円程度になることがあります。家具配置を想定して、必要な位置にコンセントがあるかを先に確認すると無駄が減ります。
工期の目安と、工事中の過ごし方
工期は、床だけの変更なのか、壁天井や収納まで含めるのかで変わります。住みながら工事できるかどうかも、工事範囲と生活動線で判断します。ここでは工期の目安と、工事中に気を付けたい過ごし方をまとめます。
部分的な変更で済む場合の工期目安
畳からフローリングへ、床だけを替える工事なら、1日から3日程度が目安です。畳撤去、下地調整、床張り、見切り材の取り付けまでを行います。建具はそのままで、壁天井も触らない場合は短く収まりやすいです。ただし、床下地の傷みが見つかると補修が入り、日数が延びることがあります。工事中は騒音と粉じんが出るため、隣室の扉を閉めたり、換気を調整したりする配慮が必要です。
内装を一式で整える場合の工期目安
床に加えて壁天井クロス、押入れ改造、建具交換まで行うと、4日から10日程度が目安になります。下地処理の乾燥時間や、建具の納まり調整があると日数が増えます。マンションの場合は管理組合への届け出や、工事可能時間の制限で日程が前後することもあります。急ぎたいときほど、どこまでを今回やるかを絞ると現実的です。
住みながら工事できるか、家具移動や養生の考え方
多くのケースで住みながら工事は可能ですが、部屋が使えない時間が出ます。床工事は家具をいったん別室へ移動する必要があり、タンスなど重量物は事前に相談しておくと安心です。養生は廊下や出入口に行い、搬出入の動線を確保します。工事中に困りやすいのは、仮置きの場所と、ホコリ対策です。布団や衣類はビニールで覆う、貴重品は別室へ移すなど、前日に少し準備しておくとストレスが減ります。
費用が上がりやすいポイントと、抑えるコツ
見積もりが想定より上がるときは、下地の補修や追加の性能向上工事が関係していることが多いです。逆に言えば、先に確認しておけば調整しやすい部分でもあります。ここでは費用が動きやすいポイントと、抑える考え方を整理します。
下地の傷みや床の不陸があると追加になりやすい
畳を上げてみたら床が沈む、水平でない、シロアリ跡があるなど、下地の問題が出ると補修が必要です。不陸の調整は、仕上がりの見た目だけでなく、歩いたときの違和感にも直結します。追加を避けるのは難しい場合もありますが、床鳴りや沈みが事前に分かっているなら、見積もり前に伝えておくと金額のブレが小さくなります。現地調査で床の状態を丁寧に確認してもらうことが大切です。
断熱や防音を足すと金額が変わりやすい
フローリングにすると、畳より足元が冷たく感じることがあります。床下に断熱材を入れる、内窓を付けるなどの工事を追加すると費用は上がりますが、冬の体感や光熱費に影響するため、長く住む家ほど検討価値があります。マンションでは床材の遮音条件が関わることがあり、対応材は一般材より高くなりがちです。必要な性能を満たしつつ、範囲を絞る、材料のグレードを整えるなどで調整します。
既存を活かせるものと交換したほうがよいものの見極め
費用を抑えたいときは、全部を新しくするより、活かせる部分を見極めるのが近道です。たとえば建具枠がしっかりしていれば、建具だけ交換できる場合があります。逆に、襖のレールが歪んでいる、枠が傷んでいるなら、部分交換より一式交換のほうが納まりがきれいになることもあります。収納も同じで、枕棚だけ追加する、内部の壁だけクロスにするなど、段階的な整え方ができます。
和室から洋室へ変更する前に確認したい注意点
和室リフォームで洋室変更を進める前に、住まいの条件を確認しておくとトラブルを避けやすいです。特にマンションは制約があり、戸建ては段差や湿気の影響が出やすいことがあります。ここでは事前に押さえたい注意点をまとめます。
マンションの場合に管理規約で確認したいこと
マンションは床材の遮音等級が指定されていることがあります。条件を満たさない床材にすると、後から指摘を受ける可能性があるため、管理規約と使用細則は早めに確認します。また、工事の届け出、工事可能な曜日と時間、共用部の養生範囲も決まりがあります。搬入経路やエレベーターの使用ルールも含め、事前に段取りしておくと当日の混乱が減ります。
段差解消やバリアフリーを一緒に考える場合の注意
畳からフローリングに替えると、廊下との段差が変わることがあります。つまずきが心配な場合は、段差をなくすか、見切り材で緩やかにつなぐかを検討します。段差解消は床の高さを上げる方向になることが多く、ドアの開閉や家具の高さにも影響します。将来を見据えるなら、手すりの下地を入れる、出入口幅を確保するなど、同時にできる範囲を相談しておくと安心です。
カビや結露が気になる家での素材選び
北側の部屋や風通しが弱い部屋は、結露やカビが出やすいことがあります。畳からフローリングにすると表面は拭けますが、根本の湿気対策が必要な場合もあります。調湿性のある内装材を選ぶ、押入れに換気口を設ける、壁内結露が疑われる場合は断熱の見直しをするなど、状況に合わせた対策が現実的です。カビ臭がある、壁紙が浮いているなどのサインがあれば、先に伝えておくと判断が早くなります。
後悔しにくい仕様の決め方とおすすめの組み合わせ
洋室に変えるときは、床材や壁紙の色だけでなく、掃除のしやすさや傷の付きにくさも大事です。毎日使う部屋ほど、小さな選択が暮らしやすさに効いてきます。ここでは決め方の軸を三つに絞って紹介します。
床材はフローリングとフロアタイルの違いから選ぶ
フローリングは木の質感があり、素足の感触を重視したい方に向きます。傷が気になる場合は、表面が強いタイプを選ぶと安心です。フロアタイルは水や汚れに強く、掃除がしやすいのが特徴です。硬めの踏み心地なので、長時間立つ作業が多い部屋では好みが分かれます。迷ったら、居室はフローリング、掃除を優先したい一角はフロアタイルなど、部屋の使い方から考えると決めやすいです。
壁紙は汚れにくさと質感のバランスで選ぶ
壁紙は白系が無難に見えますが、手垢や擦れが気になる場所は汚れに強い機能付きが向いています。光の当たり方で凹凸が目立つことがあるため、サンプルを昼と夜の照明で見比べるのがおすすめです。和室の名残を消したい場合は、天井も壁と同系色でまとめるとすっきりします。逆に落ち着きを残したいなら、アクセントを一面だけ入れて、他は控えめにすると飽きにくいです。
収納は奥行きと枕棚の高さで使い勝手が変わる
押入れをクローゼットにするときは、奥行きが深すぎると奥が死角になります。手前をハンガー、奥を季節物収納にするなど、使い分けを決めてから寸法を調整すると失敗が減ります。枕棚の高さは、収納ケースの高さや掃除機の長さなど、実際の物に合わせて決めると使いやすいです。扉は開き戸だと前にスペースが必要で、引き戸だと前のスペースは要りませんが開口が狭くなることがあります。家具配置に合わせて選びます。
見積もり前に準備しておくと安心なこと
見積もりは、要望が整理できているほど比較しやすくなります。反対に、決めきれないまま進めると、後から追加が出やすくなります。ここでは、忙しい方でもできる準備を三つにまとめます。
どこまで洋室にしたいかの優先順位を整理する
まずは、今回どうして洋室にしたいのかを一言で書き出してみてください。掃除を楽にしたい、ベッドを置きたい、収納を使いやすくしたいなど、目的がはっきりすると工事範囲が決めやすいです。次に、床だけは必須、壁はできれば、建具は予算次第のように優先順位を付けます。優先順位があると、見積もりが想定より上がったときに、削る場所を冷静に選べます。
現状の写真と寸法があると相談がスムーズ
部屋全体、押入れ、出入口、床の段差が分かる写真があると、初回の相談が進みやすいです。寸法は、部屋の縦横、天井高、押入れの幅と奥行きが分かるだけでも役立ちます。家具を置く予定があるなら、家具のサイズも控えておくと、コンセント位置や扉の開き方の相談が具体的になります。細かく測れなくても大丈夫なので、分かる範囲で用意しておくと安心です。
追加費用になりやすい項目を事前に確認する
追加になりやすいのは、下地補修、段差調整、電気配線の変更、収納内部の作り替えです。見積もりを取るときは、追加になりそうな条件と、その場合の目安金額を先に聞いておくと、予算の見通しが立ちます。また、床材の種類や建具のグレードで差が出るため、候補を2段階くらい用意してもらうと比較しやすいです。工事後に必要な清掃や、家具移動の範囲も確認しておくと当日の負担が減ります。
フロンティア建築工房に相談するメリットと対応エリア
和室から洋室への変更は、現地の状態で判断が分かれる場面が多い工事です。床下地や段差、建具の納まりなど、図面だけでは決めにくいこともあります。ここでは、フロンティア建築工房へ相談する場合の体制と、対応エリア、相談の流れをまとめます。
現地調査や見積もりを代表が対応し、要望をすり合わせやすい体制
フロンティア建築工房では、初回の現地調査やお見積りから代表が対応しています。最初の段階で、暮らし方の悩みや優先順位を直接伝えやすく、工事範囲の整理もしやすいです。和室を洋室へ変更するときは、床の段差や収納の使い方など、細かな希望が仕上がりを左右します。現地で一緒に確認しながら、無理のない内容に整えていけます。
自社施工で中間コストを抑えやすく、工事内容を管理しやすい点
自社施工のため、中間マージンといった余計なコストを抑えやすいことが特徴です。また、工事中の変更や確認事項が出たときも、現場との連携が取りやすく、内容の行き違いを減らしやすいです。小さな工事から誠実に対応する方針なので、床だけの変更や建具1か所の交換なども相談できます。
上尾市を中心に埼玉県・東京都で相談しやすい地域密着の対応
上尾市を中心に、埼玉県と東京都エリアで地域密着の対応を行っています。急なトラブルや追加の確認が必要になった場合でも、フットワーク軽く対応しやすい体制です。和室リフォームは工事中の生活も関わるため、近い距離で相談できることは安心材料になります。
まとめ
和室リフォームで洋室変更を考えるとき、費用と工期は工事範囲と下地状況で変わります。床だけの変更なら短期間で進むこともありますが、壁天井や収納まで整えると日数も金額も上がりやすいです。後悔を減らすには、どこまで洋室にしたいかの優先順位を決めて、床材や壁紙、収納の仕様を暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。段差、湿気、マンション規約などの注意点も、先に確認しておくと安心につながります。もし迷う点があれば、現地で状態を見ながら無理のない範囲を一緒に整理していくのが近道です。フロンティア建築工房は自社施工で、小さな工事も含めて相談しやすい体制を整えています。ご不安があればお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら
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